子どもと作る寝る前のお話:さむいさむいのおばけ

子どもと作る寝る前のお話

(鬼ワードが好きな子ども達なので、なかなかお化けの話はしないのですが季節と合わせてたまには楽しいお化けのお話も一緒に作ってみました)

朝起きると、お布団の中はとってもあったかい。

だけどお布団から出ると、お部屋にはひんやりした空気が…

寒過ぎてまたお布団の中へと体を戻させるんだ。きっとお化けのせいだ。さむいさむいお化けが、夜中ずっと遊び回っていて、部屋の中を寒くさせてるんだ。

朝、ママが起きるとお部屋をあったかくしてくれる。そうするとやっと、さむいさむいお化けが外に出てってくれて僕もお布団から出てあったかい朝ごはんを食べるんだ。

だけどお部屋から出ると、外はとっても寒いんだ。さむいさむいお化けは外に逃げたから外が寒くなったんだ。

僕のママでも外をあったかくすることは出来ないけど、僕をあったかくすることはできるから、あったかいコートと手袋、帽子を被せてくれて、僕はやっと外に出れるんだ。

お昼頃になると、さむいさむいお化けは寝てるのか外も少しだけあったかくなる。

だけど、お部屋よりはまだまだ寒い。それはさむいさむいお化けが外で寝てるからだ。お化けたちが起きてきたらまた、外も寒くなってくる。だから僕は夜になる前にお家にちゃんと帰るんだ。

帰ったら夜にはまた、さむいさむいお化けがお部屋の中に入ってきて遊び出す。その前にあったかいお布団に入らなくっちゃ!だから帰ってからの僕は大忙しだ。

僕は帰るとすぐに、外で冷えた体をお風呂であっためて、ママのいるあったかいお部屋であったかいご飯を食べるんだ。

ご飯を食べたら、歯をしっかり磨いて、パジャマに着替えたらお布団に入るんだ。お布団の中はあったかくて僕はすぐに寝てしまう。

その頃さむいさむいお化けたちは、少しずつ起きてきて外をどんどん寒くしている。起きたお化けたちで外がいっぱいになってお化けで混んでしまうからお家の中まで入ってくるんだ。僕はあったかいお布団の中で気づかないうちに、お部屋の中まで寒くさせていく。

きっとさむいさむいお化けたちは、みんなが寝静まったお部屋の中を自由に走り回ったり、たまに僕達の顔にさむい空気をかけたりしてふざけたりしてるかもしない。それとも冷たい氷の入ったお茶をゆっくり飲んでみたり、氷と冷たい水を湯船にためてつかっているのかもしれない。

いやいや、もしかしたら音楽をかけて踊ったり、さむいさむいお化けの仲間達と一緒に楽しく踊っているのかもしれない。あっ。そういえば今日僕はアイスを買ってもらったんだ。さむいさむいお化けの大好物だったらどうしよう。食べられてしまうかもしれない。見つからないことを祈らなくっちゃ。

さむいさむいお化け達もあったかいものが好きだったら?あったかいお風呂に入ってママの作ったあったかいご飯を食べてるかもしれないぞ。外が寒いからお部屋の中にあったかいものを探しに来てるのかもしれない。

もし、そうだったら明日はあったかいスープを用意してから寝ようかな?それともあったかい湯たんぽの方が好きかな?氷枕と湯たんぽ両方用意してあげようかな。

僕は次の日の夜、机の上に氷のスープとあったかいスープ両方をコップに入れて寝たんだけど、朝になると、どうなってたか気になって気になって、ママが部屋をあっためてくれる前に僕は起きて、急いで机の上を見に行ったんだ。

机の上には空になったコップがあって、ちゃんと飲んでくれたことにすごく嬉しくなった。どっちのコップが空になってたかというと、あったかい方だった。

でもまだまだ気になる僕は、今日も試してみることにしたんだ。そして湯たんぽと氷枕を用意して寝てみたんだ。朝になると今度は氷枕がなくなっていた。

と、言うことは、食べ物は暖かいのが良くて、肌に触れるものは冷たいのがいいのかな?

そこで、僕はあったかいご飯と夏に首に巻いていた冷感タオルを机の上に用意してみたんだ。僕は今日もあったかいお布団で寝て朝を楽しみにまった。朝も一番に起きて机の上を見ると、なんと今日は両方ともなくなってたんだ。

それから毎日、さむいさむいお化けが好きそうなものを机の上に並べて寝たんだ。

だけどいつの日かさむいさむいお化けはこなくなってしまって、とても悲しくなったんんだけど、

いつの間にか冬が終わってあったかい春が来てたんだ。また冬になったらさむいさむいお化けに会えるかな。春のお化けは誰かなって探しながら、さむいさむいお化けがまた来てくれるのを楽しみに待ってるんだ。

終わり

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