子どもと作る寝る前のお話:お風呂の中で

子どもと作る寝る前のお話

みなさんこんにちは。ぼく、お風呂です。

毎日お風呂に入っていますか?お風呂の僕はいつも寂しい思いをしています。それはいつも誰もいなくてずっと独りぼっちだから。

でも、夜になるとみんなが来てくれます。

みんなが来てくれるまで、待ち遠しくて仕方ないのです。

早く夜が来ないかなぁって毎日思っているのです。たま〜に、誰かが足を真っ黒に汚してきた日はちょっとだけパッピーになれる日です。だって、足を洗いにお風呂にやってくるから。

でも今日は誰もきません。あれ?そろそろ夜なのにまだ誰もきてないぞ。と思ったら

「お風呂入らない!!!」「お風呂きらい!!!」

「なななななななななな、なんてことだ」お風呂くんは驚いて悲しくなってきました。

お風呂のシャワーの水が、ポタっと静かに落ちました。どうしよう。今日は誰にも会えないのかな。寂しくなってしまいました。

寂しくても何もすることのできないお風呂は、ただ来てくれるのを信じて待つしかないのです。どうしたらいいのでしょうか。

心配していると、イヤイヤと泣きながらみんなが来てくれました。お風呂はホッと一安心。

でも泣いているのは可愛そう。なのでお風呂は石鹸にシャワーをあてて、お風呂の中を泡いっぱいにして見せました。

お風呂に入ってきたみんなはビックリしていました。だって、急にシャワーは出てくるし、お風呂は一気に泡だらけになってしまったのですから。ビックリはさせてしまいましたが、泣き声はもう聞こえません。お風呂も嬉しくなってきてもっと泡だらけにしちゃいました。

お風呂に入ってきたみんなもなんだかんだと、楽しそうです。今日はお風呂もみんなも泡だらけになって楽しみました。最後はママが綺麗に泡を流してお風呂の時間はもうおしまい。とっても楽しいお風呂の時間になりました。

そして次の日、お風呂の修理屋さんがきました。勝手にシャワーが出たので驚いたママが修理屋さんを呼んだみたい。

「お風呂は問題ないですよ」修理屋さんはそう言うと、何もせずに帰って行きました。

終わり

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